cho110’s diary

日常の出来事や、自分の好きなことや好きなもののことを書いてみたりしようかな?と思います。

HASAMI COOKIE 波佐見陶箱クッキー



波佐見焼の流れに沿って、今回は長崎県波佐見町で販売されている波佐見陶箱クッキーをご紹介したいと思います。

↑HASAMI COOKIES STOREより引用


info965.stores.jp



こちらのクッキーは2021年3月に販売(Web先行発売は2021年2月)されたもので、密かなヒット商品となっております。
自分も過去に購入したことがあるのですが、自分の欲しい柄の陶箱を手に入れようと思ったら、販売開始前からWEBサイトに張り付いていないと購入できません😱😱😱



まずは、陶箱クッキーとは何ぞや?🤔という方のために説明をさせていただきますね😆

陶箱クッキーとは、町と町内観光協会が共同で開発した、町内産の米粉で作ったクッキーを波佐見焼の陶箱に詰め合わせたお土産品です!🥰



波佐見焼はやきものを作るにあたり石膏型を必要とし、その石膏型は100回ほどしたら使えなくなるそうで、使えなくなったこの型を廃棄するのが町の課題になっていたそうです。😣
そして、この型をどうにかリサイクルできないかと考えたのがこのプロジェクトのはじまりだったようです。

石膏の中にはカルシウムが豊富で、田畑の土壌を整え作物の成長を助ける働きがあるそうで、肥料としてリサイクルすることに・・・😳

さらに休耕田で米粉専用米を栽培することに。
その生米粉は地元の加工場や飲食店へ、そして陶箱クッキーの原材料にもなったわけですね🎶
そして、波佐見町で作られたきなこやお茶などもクッキーの材料として使い、めでたく陶箱クッキーが発売されるようになったわけです!☺️🙌👏👏👏



波佐見陶箱クッキーですが、陶箱の種類は6種類あります。
模様はヘンリボーン、鹿の子の2種類。
色は6種類です。手に入れられる色は季節によって変わります。


まずは定番の白、黄色。春限定商品の赤、夏限定の青(現在はこちらの色が販売されています。)そして、不明ですがWebサイトに載っているブラウンと紫。




↑HASAMI COOKIES STOREより引用


そして、中のクッキーはと言うと7種類入っており、基本の6種類+季節のクッキー1種類でした。
自分が購入した時は、採れたての波佐見の新茶を練り込んだクッキーに、新茶でアイシングしたクローバー型の米粉クッキー。


波佐見茶の新茶クッキーが入っていましたよ🎶



さて、ウェブストアでは、クッキーは気づいた時には毎回売り切れていることが多いので、以前よりどのくらいの速さで売り切れるのかが気になっており、今回、サイトの方をちょこちょこチェックして見ることにしました。


すると…、季節限定のヘンリボーンの青は、販売開始から3分で売り切れておりました!😭
そして鹿の子青も10分前後で完売🥲
15分後くらいでヘンリボーン黄色もなくなっていましたね〜...
時間を置いて再度ウェブサイトを見たところ、9時50分にはすべての商品が完売しておりました!



今でも人気健在ですね!
いやー、でも分かります分かります。この陶箱のかわいさは、一度手に入れたらコンプしたくなりますしね(笑)

↑うちの陶箱。梅干しを入れたくて購入www



この器について調べたところ、この地域内循環プロジェクトにaiyu(アイユー)さんの名前が連なっていることと、アイユーから似たようなデザインの陶器が販売されていることから、アイユーで作られた陶箱だと推測されます。
アイユーと言ったら、波佐見焼でも有名なシリーズがe‐シリーズですね!マグカップは過去に波佐見町に訪れたときに娘が購入していたのですが、今回調べていたら自分も購入していたことが発覚!(この話は後日・・・)

↑aiyuさんのウェブサイトより引用

aiyu-hasami.com




波佐見町で使い終えた石膏型を肥料として使い、その土地で地元の農家さんが米粉の原料の米を生産し、クッキーの箱を地元の波佐見焼の陶箱につくり、その箱に地元の主婦の皆さんがクッキー作り、商品として全国に販売する。
まさに、「半農半陶の里 長崎県波佐見町」ならではの地域内循環システムですね!

環境にも優しく、お土産品として全国のファンの皆さんからも喜ばれる逸品となっていますので、興味のある方は、ぜひ、Web販売もしくは波佐見町観光協会の窓口を覗いて見てはいかがでしょうか?



ではまたね🐰



小樽洋菓子舗ルタオ